
いよいよ最終回となるIMA検定スタンダードコース受講15回目。
今回のテーマは「Microsoft広告」でした。
Google広告、Yahoo!広告と並ぶ“第3の検索広告媒体”として注目されるMicrosoft広告。これまでとは少し違った角度で広告を展開できるため、より幅広い戦略が可能になります。
それでは、最終回で学んだ内容をしっかり整理しておきます!

Microsoft広告とは?~第3の検索広告媒体の概要

📌Bing検索をはじめ、MSN、Edgeなど独自の配信面を持つ
Microsoft広告は、主にPCユーザーを対象とした広告配信が特徴です。
Windows OSに標準搭載されているBing検索エンジンやMSN、Edgeブラウザ上で広告を展開できる点が他媒体との大きな違いです。
2024年時点で日本国内の検索エンジンシェアにおいてBingは約6〜8%程度を占め、一定のリーチが可能です。
- 配信面の多くがPCに集中している
- Windowsユーザーやビジネス層へのアプローチがしやすい
- 他媒体とは異なるユーザー層を狙える
Microsoft広告の6つの主な特徴

📌 Google/Yahoo広告とは異なるMicrosoft広告ならではの特徴
Microsoft広告は、単なる“第3の選択肢”にとどまらず、独自の機能と強みを持っています。
- 💡配信面の中心がPC
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特にBtoBや年齢層が高めのユーザーに有効
- 💡ユーザー属性が異なる
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ビジネスパーソンや高所得者層との相性が良い
- 💡独自のターゲティング設定
-
会社名、業界、職種まで指定可能
- 💡特殊な広告表示オプション
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CTAボタンや動画サムネイルも使える(例:CTAボタン活用でCVRが2倍に改善した事例あり)
- 💡他媒体からキャンペーンのインポートが可能
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初期設定がスムーズ
- 💡他媒体からキャンペーンのインポートが可能
-
AIがテキストを提案してくれる
Google・Yahoo!との違いと活用シーン

📌 配信面やユーザー層の違いから、適切な媒体選定が重要になる
Microsoft広告は、モバイル中心のGoogle/Yahooと比べ、PCユーザーが多いのが最大の特長です。
たとえば、Google検索のモバイル利用比率は70%以上と言われる一方で、Bingでは約80%がPCアクセスという調査もあります。
企業内での利用が多く、検討期間の長い商品や、高単価サービスとの相性が抜群です。
- BtoB商材、専門職向けサービスにおすすめ
- 検討型・高価格帯の商品の訴求に向いている
- ワークデイ・コンシューマー(仕事とプライベートの境界が曖昧な層)にリーチできる
Microsoft広告運用時の注意点

📌 他の媒体とは設定ルールが異なるため、事前確認が必須
Microsoft広告を導入する際は、特有の設定ルールに注意が必要です。
- 💡配信期間は広告グループ単位で設定する
-
キャンペーン単位ではない
- 💡デフォルトでディスプレイ広告枠(オーディエンス広告)が含まれる
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意図せぬ配信を避けるため設定変更を
- 💡消費税がかからない(海外課金扱い)ため、経理処理の確認が必要
- 配信期間が広告グループに設定されているか確認
- 広告の配信面が「検索ネットワークのみ」に限定されているかチェック
- 請求・支払い通貨と課税区分を社内で共有
今回の学びと今後の展望

今回の講義では、Microsoft広告の概要から特徴、運用時の注意点までしっかり学べました。
Google広告やYahoo!広告とは異なる強みがあるため、商材やターゲット層によっては大きな効果が見込めると感じました。
また、AIを活用した広告文の自動生成や、他媒体からのインポート機能など、効率的にスタートできる環境が整っている点も魅力的でした。
今後の取り組みとしては、まずMicrosoft広告のアカウントを開設し、Google広告のキャンペーンデータをインポートしてテスト運用を始めてみる予定です。
これまでの全15回のIMA検定スタンダードコースの学びを活かして、今後は自分でも広告運用を実践し、しっかり成果を出していきたいと思います。
IMA検定を検討している方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです😊
