
第12回目その2では、GA4やヒートマップツールを活用し、広告からのエンゲージメント率を分析しながら、ランディングページ(LP)の導線改善や訴求の一致を検証する方法について学びました。
広告を出しても「離脱が多い」「コンバージョンに至らない」といった課題の多くは、“ユーザーの期待と実際の体験”のギャップにあります。今回はそのズレを見つけ、改善するための実践的な考え方が解説されました。
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目次
広告とLPの訴求の一致をチェックする方法

📌 直帰率・離脱率が大きく上がる原因とは?
広告文で伝えている内容と、LPの構成や見出し、コンテンツ内容が一致していないと、ユーザーは「探していた情報と違う」と感じてすぐに離脱してしまいます。
以下の手順で、広告とLPの訴求の一致をチェックしましょう。
- GA4で広告キャンペーンごとのエンゲージメント率を確認
- 訴求の強い広告ほど、期待値が上がっていることを意識する
- CTAの位置やコピー文が広告と整合しているかチェック
アトリビューションパスによる広告評価

📌 コンバージョンは1つの広告やチャネルだけで起きるとは限らない。
GA4の「コンバージョン経路」や「アトリビューション」レポートを使うと、ユーザーが複数の広告やチャネルを経由して最終的にコンバージョンに至った過程を把握できます。
- 初回接触とラストクリックの両方を可視化できる
- 思わぬ流入元が成果に貢献している可能性を把握できる
- 「補助的な広告」の価値を見極め、配信戦略に活かす
ヒートマップツールで導線や離脱ポイントを可視化

📌 ユーザーに動向を視覚的に分析
ヒートマップは、ページ上のユーザー行動を色で表現するツールで、「注目されている箇所」「クリックされていないエリア」「離脱箇所」などを簡単に確認できます。
- ファーストビューに情報が集中しすぎていないかチェック
- CTAボタンが視線の流れや指の動線に沿って配置されているか?
- 重要情報が埋もれていないか、適切にスクロールされているか?
今回の学びと今後の目標

今回の講義では、広告からの流入後に「なぜユーザーが離脱するのか」「どこが期待とズレているのか」を、GA4とヒートマップを使って具体的に分析・改善するアプローチを学びました。
特に、「広告文とLPの内容が一致しているか?」「CTAは自然に導かれているか?」といった視点は、ユーザー体験を設計するうえで非常に大切だと実感しました。
次回は、KGI・KPIの再設計や、改善アクションの振り返りについて深堀りしていく予定です。
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