IMA検定スタンダードコース受講12回目その1 ~ 集客プロセスの改善とエンゲージメント率対策の基本

IMA検定スタンダードコース受講第12回目その1。

今回は、階段理論に基づいて、Web集客における上流工程(広告クリック前後)の改善と、ユーザーのエンゲージメント率向上のための基本的な対策について学びました。

「広告のクリック率が低い」「サイト訪問後すぐに離脱してしまう」といった課題は、Webマーケティングにおいて多くの人が直面するポイントです。

今回の講義では、そうした課題に対してどう向き合えばよいか、実践的な視点から整理されていました。

目次

キーワード選定と広告文の改善による集客強化

📌「検索意図に合ったキーワードと広告文」の設計が重要

Web広告の集客は、キーワードの選定と広告文の内容でほぼ決まります。

見込みの高い検索ユーザーの意図を正確に捉えたキーワードを設定し、それに対して「自分の求めている情報がここにある」と感じさせる広告文を表示することが、クリック率(CTR)向上の鍵です。

  • メインワードとニーズワードを組み合わせてキーワードを設計する
  • 広告文では、ベネフィット+具体的な行動喚起(CTA)を入れる
  • 広告見出しと説明文の整合性、検索キーワードとの一致を意識する

エンゲージメント率とは?改善のための視点

📌 サイト訪問後の“質の高い関与”を測る重要指標

エンゲージメント率とは、GA4で定義されている「ユーザーがサイトに対して積極的な行動を取った割合」を示す指標です。

具体的には・・・

  • 10秒以上の滞在
  • 2ページ以上の閲覧
  • コンバージョン(CV)

以上いずれかが発生したセッションが対象となります。

  • 単なるアクセス数ではなく、滞在や行動の深さを評価できる
  • 広告の「質」やランディングページの「訴求力」を可視化する指標
  • 離脱率の高さは、広告文とLPの不一致・導線設計ミスの可能性を示す

表示速度やモバイル対応などの基本対策

📌 サイトパフォーマンスの低さが、エンゲージメント低下の原因になることも

ページの表示が遅い、スマホで見づらい――このようなユーザー体験の悪化は、すぐに離脱へとつながります。技術的な改善も含めて、基本的なUX対策は必須です。

  • PageSpeed Insightsで速度診断し、画像の圧縮・JavaScriptの最適化を行う
  • モバイルファーストを前提にしたレスポンシブデザインを採用
  • ファーストビューに「結論」や「ベネフィット」を配置し、直帰を防ぐ

今回の学びと今後の目標

今回は、ユーザーが広告をクリックする前後のステップにおいて、どんな要素がエンゲージメントに影響を与えるのか、その基本的な構造と対策を学ぶことができました。

特に「広告文とキーワードの精度を高めること」「ページの表示速度やモバイル対応などのUX向上」は、どんな業種・サイトでも避けては通れない改善テーマだと感じました。

次回(その2)では、広告別のエンゲージメント分析やヒートマップによる導線改善、さらにはアトリビューションパスの活用法など、より実践的な改善施策について学ぶ予定です。

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