
IMA検定スタンダードコース受講11回目その2。
今回の講義では、Googleアナリティクス(GA4)の標準レポートの見方や、より詳細な分析が可能になる「探索レポート」、さらに「セグメント」の活用について学びました。
分析結果を“なんとなく見る”のではなく、明確な仮説を持って“比較・分析・判断”するために、非常に重要な機能ばかりです。

標準レポートの種類と基本的な見方

📌ユーザーの行動を時系列で把握するのに役立つ
Googleアナリティクスでは、レポートメニューが「ライフサイクル」「ユーザー」「リアルタイム」などに分かれており、視点を変えながらユーザー行動を把握できます。
- ✅リアルタイムレポート
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現在アクセス中のユーザー数・地域・参照元などを確認
- ✅ユーザーレポート
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年齢、性別、地域、デバイスなどの属性情報を分析
- ✅ライフサイクルレポート
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集客・エンゲージメント・収益化・維持の流れで分析
セカンダリディメンションの活用法

📌 1つの指標を「もう1軸」で深掘りできる分析機能
セカンダリディメンションを活用することで、異なる2つの軸を組み合わせたクロス集計が可能になり、分析の精度が高まります。
- 「ランディングページ × 参照元」で、流入チャネル別の流入傾向を分析
- 「デバイス × 地域」で、モバイル利用者の分布状況を把握
- 表形式のレポートに2軸を表示して、より詳細な傾向を確認
探索レポートの種類と活用方法

📌 より高度なカスタム分析が可能な機能
探索レポート(エクスプロレーション)は、自由な切り口でデータを深掘りできるGA4の上級機能で、仮説検証やユーザー行動の流れの可視化に非常に有効です。
- 💡自由形式
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ディメンションと指標を組み合わせてクロス分析
- 💡ファネル分析
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ユーザーが離脱しているステップを可視化
- 💡経路分析
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ページ遷移やイベント発生の流れを確認
- 💡コホート分析
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同時期に訪問したユーザーの行動傾向を比較
- 💡セグメント重複
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条件の異なるユーザーを同時に分析して比較
- 💡ライフタイムバリュー分析(LTV)
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特定期間に訪れたユーザーの将来的な価値を確認
セグメントの使い方と活用例

📌 特定条件でユーザーを絞り込み、行動パターンを比較可能
セグメントを利用することで、全体では見えなかったユーザーグループごとの違いを明確に把握できます。これにより、より的確な改善ポイントが見えてきます。
- 「購入者」と「未購入者」で比較し、サイトの改善ポイントを探る
- 「直帰したユーザー」と「複数ページ閲覧者」でコンテンツの評価を確認
- 特定ページ訪問者の行動経路を深掘りし、CVR改善のヒントに
今回の学びと今後の目標

GA4のレポートや探索機能は、一見すると複雑に見えますが、使い方と目的を明確にすれば非常に強力な分析ツールになると実感しました。
特に「仮説を立てて比較する」姿勢を持つことで、分析が単なる“数値確認”ではなく、“改善への気づき”に変わると感じました。
今後は、この分析結果をもとに、広告運用やサイト改善へ具体的に活かしていきたいです。
次回は、レポートデータを実際の改善にどう活用していくかについて学ぶ予定です。
