
IMA検定スタンダードコース受講10回目。
今回は、Googleアナリティクス(GA4)とGoogleタグマネージャー(GTM)を用いた効果測定の基本と、導入・設定方法について学びました。
Webマーケティングにおいて、ユーザーの行動を数値で把握できることは非常に重要です。その中核を担うのがGA4であり、正しく導入・設定することが、分析の質を左右します。
それでは、学びのポイントをまとめていきます!

Googleアナリティクス(GA4)とは?

📌Webサイトやアプリの訪問者行動を可視化
Googleアナリティクスは、Googleが提供する無料のアクセス解析ツールです。現行のGA4(Google Analytics 4)は、旧バージョンのユニバーサルアナリティクス(UA)とは異なり、イベントベースでデータを収集するのが特徴です。
- Webとアプリをまたいだ計測が可能
- ページビューだけでなく、クリックやスクロールも「イベント」として記録
- 機械学習を用いた成果予測機能
- 他のGoogleサービスとの連携が柔軟
Googleアナリティクスのアカウント開設と基本設定

📌 正確なデータを得るために、初期設定を丁寧に行うことが重要
GA4を利用するには、以下のようなステップを踏んで初期設定を行います。
アカウント名、プロパティ名、業種、通貨など
Webまたはアプリの作成
スクロール、離脱クリック、動画再生などの自動計測
デフォルト2か月→14か月など
GA4でコンバージョン(キーイベント)を設定する方法

📌 重要なアクションを「キーイベント」として登録する
GA4では、ユーザーの特定のアクション(例:購入完了、資料請求完了など)を「イベント」として登録し、その中から重要なものに「キーイベントとしてマーク」を付けて効果測定に活用します。
(例:page_location に /thanks を含む など)
Googleタグマネージャー(GTM)とは?

📌 トラッキングコードやタグの設置・管理を効率化する無料ツール
Googleタグマネージャーは、GA4のトラッキングコードや、広告コンバージョンタグなどを一括管理できるツールです。
Webサイトに一度GTMのスニペットを埋め込めば、以後は管理画面から簡単にタグ追加・編集ができます。
- コーディング知識がなくてもタグ管理が可能
- タグの公開・バージョン管理・プレビュー確認が可能
- GA4やGoogle広告など複数のタグを一元管理
GoogleタグマネージャーでGA4タグを設定する手順

📌 測定ID(G-XXXXXXX)をもとに、GTMからGA4タグを設定
GTMでGA4のタグを設定する基本的な流れは以下の通りです。
「Googleタグ(GA4)」を選択し、測定IDを入力
「All Pages(全ページ)」を選択
今回の学びと今後の目標

今回は、GA4とGTMの導入・設定の基礎をしっかりと学ぶことができました。
特に「コンバージョン(キーイベント)」の設定や、「拡張計測機能」「IP除外」など、実際の運用に必要なポイントを一つひとつ丁寧に確認できたことが大きな収穫でした。
これらの設定をきちんと行うことで、今後の広告効果測定やユーザー行動分析の精度が格段に上がると実感しています。
次回は、GA4を活用したレポート分析と改善施策の立て方について学ぶ予定です。
IMA検定を検討中の方や、GA4の導入でつまずいている方にとって、今回の内容が少しでも参考になれば嬉しいです!
