
このマニュアルは、ワードプレステーマ『Swell』を使った記事投稿マニュアルです。
この記事を読むと何ができるか?
この記事では、Swellを使った記事投稿の解説だけではなく、SEO(検索エンジン最適化)を意識した投稿の解説も含んでいますので、書いたブログを検索上位に表示させやすくできます。
Swellを使ったブログ記事作成初心者の方は、ぜひ参考にしてください。
WordPressの投稿画面へのアクセス方法


『新記事を追加』、をクリックすると、新規記事の投稿画面に移動します。
新規記事の作成手順
記事タイトルの設定

タイトルの文字数は、25~35文字以内が理想的です。
理由は、Googleの検索結果に表示されるタイトルの長さが、長くても35文字前後(半角で約60文字)に制限されているためです。
これを超えると、検索画面で表示されたときにタイトルが途中で切れてしまう可能性があります。

タイトルが途切れてしまっても、記事の内容がしっかりしていれば掲載順位への影響はそれほどありませんが、可能であれば、途切れない文字数のタイトルが望ましいです。
記事内容が明確に伝わるよう、主要なキーワードを含めて、簡潔で魅力的なタイトルを設定しましょう。
「SWELLでSEO効果を高めるための具体的な方法」
本文の入力
本文は、WordPressのエディターで自由に入力できます。
SWELLはブロックエディターに対応しており、テキスト、画像、リスト、引用などをブロック単位で直感的に挿入できます。
黒い四角の+をクリックすると、下側によく使うブロックが表示されます。

文章を入力するには、まず基本となる『投稿ブロック』を挿入します。

投稿ブロックが挿入できたら、あとはWordなどの文字入力と同じように文章を入力することができます。
あらかじめWordなどのテキストツールで文章を作成しておき、コピー&ペーストすることも可能です。
投稿以外のブロック
画像や動画、リストなど、swellには文章以外を投稿するために様々なブロックがあります。
それらのブロックを使うには、まずすべてのブロックを表示して、そこから選ばなければいけません。
黒い+マークをクリックし、さらに下側の『すべて表示』をクリックするか、画面左上の青い+マークをクリックする。

投稿内容や表現したい方法に合わせて、適切なブロックを挿入してください。

SWELLブロックを活用した記事の最適化
Swellの強みの一つでもある『Swellブロック』は、多彩な表現が簡単にできるSwell独自のブロックです。
吹き出しやキャプションボックスやアコーディオンボックスなどを使って、ユーザーにとって読みやすい記事に仕上げます。
吹き出しブロック

左アイコンの吹き出しだニャ



右アイコンの吹き出しだニャ
キャプションボックス
ポイント解説などに使えます。
アコーディオンブロック
そのまま表示するとごちゃごちゃして読みにくくなったりする場合、このアコーディオンブロックがとても便利です。
アコーディオンブロック
- リスト1
- リスト2
- リスト3
- リスト4
FAQブロック
企業サイトなどで見かける『よくある質問』などに使えるFAQブロックはとても便利です。
ステップブロック
関連記事ブロック
内部リンクの設定も、関連記事ブロックを使うと手軽に追加できるので、サイト内の回遊率を上げるために活用しましょう👇


SWELLには、FAQブロックやステップブロックなど、SEOに強いコンテンツを作成するための多くのブロック機能があります。
適度な改行
スマホで閲覧する読者のことを考え、段落ごとに適度に改行し、読みやすいレイアウトを心がけましょう。
Noble’s Roomでは、句読点ごとに改行することをお勧めしています。
その理由は、スマホで閲覧したときに文章の塊が大きくなりすぎると、読者が読みにくくなるからです。


上の画像を見るとわかりますが、改行しない場合には文章の幅が広く、塊も大きくなります。
それに対し、句読点ごとに改行することで、文章の幅もコンパクトに、塊も小さくなって読みやすくなっています。
読み手の目線は画面の端から端まで見ていないということがすでに分かっているので、句読点ごとに改行し、リズムよく段落を変えて、読みやすい文章を心がけましょう。
見出しの設定


記事の構造を整えるために、「見出し(H2、H3など)」を適切に使いましょう。


よく使うブロックの中から、『見出しブロック』を挿入します。
見出しブロックにはH1~H6まで種類がありますが、H1は記事タイトルで既に使用されているので、投稿時に使用するのは、大見出しH2、小見出しはH3~H4までに留めます。


記事の内容を深堀りしすぎて、H5やH6まで使ってしまうと、今読んでいるところが何について書いているのか、読者が分かりにくくなるので、なるべく避けてください。
また、見出しはそのまま記事の目次になるので、目次構造を意識して設定することも重要です。


さらに、見出しには主要なキーワードを含めることが、SEO的に有効です。
読者が読みやすい形で、各セクションをわかりやすく整理します。
H2: SWELLを使ってSEO対策を始めよう
H3: SEOに効果的なタイトル設定方法
本文内画像の挿入
本文に関連する画像を、適切に挿入します。
人間誰しも、文字だけの記事を長い間読むのは苦痛に感じるものです。
読者に記事を読んでもらうためには、記事内にテンポよく、内容にあった画像を入れることがポイントです。
初めのうちは、H2見出しの下に画像を挿入するように心がけましょう。
SWELLでは、画像ブロックを使って、簡単に画像をアップロードできます。






画像アップロードが完了すると、画面左側にファイルの詳細が表示され、以下の5項目があります。
代替えテキスト(alt属性) | Googleなど含め、コンピューターがWEB上で、 文字情報として認識できる |
---|---|
タイトル | 画像のタイトル。 入力しない場合、画像のファイル名になる |
キャプション | 画像の下などに表示される説明文 |
説明 | WEBに表示されない項目で、 自分のメモとして利用できる |
ファイルのURL | 画像のURL |
代替えテキスト(alt属性) | Googleなど含め、コンピューターがWEB上で、文字情報として認識できる |
---|---|
タイトル | 画像のタイトル。入力しない場合、画像のファイル名になる |
キャプション | 画像の下などに表示される説明文 |
説明 | WEBに表示されない項目で、自分のメモとして利用できる |
ファイルのURL | 画像のURL |
『代替えテキスト(alt属性)』の項目はSEOに影響するため、しっかり入力しましょう。
入力する内容は、画像の内容に合った説明とキーワードを入れると、SEOに効果的です。
要は、その画像がGoogleにどういう画像として認識して欲しいかということ。
画像サイズとフォーマット
サイト表示速度に配慮し、画像のファイルサイズとファイル形式を最適化することも重要です。
現段階で最適な画像ファイルサイズとファイル形式は以下になります。
ファイルサイズ:約150KB前後
ファイル形式:WebP(次世代画像フォーマット)
画像のファイルサイズ圧縮とWebP変換の方法として、私が利用しているツールを紹介します。
ファイル変換&圧縮ツール
Bulk Resize Photos
Bulk Resize Photosは、様々な画像形式からWebPへ変換すると同時に、サイズも圧縮することが可能な万能ツールです。
よほどファイルサイズの大きな画像でない限りは、このツールだけで済んでしまいます。
WebP圧縮ツール
11ZON WebP圧縮


元画像が高画質で、ファイルサイズが1MB以上と大きい場合、Bulk Resize PhotosでWebP画像を出力しても、ファイルサイズが150KB前後に圧縮しきれない場合があります。
その場合は11ZON WebP圧縮でさらに圧縮することができます。
ただし、圧縮しすぎると画質が悪くなりすぎるので、注意してください。
アイキャッチの設定
アイキャッチ画像は、投稿の表紙ともいえる重要な画像です。
投稿のトップだけではなく、投稿一覧などにも表示されるため、本文の内容やキーワードを含めて、読者の目を引く画像を設定する必要があります。
\アイキャッチの見え方/




アイキャッチ画像の作成
画像作成ツールとしては、adobeが有名ですが、素人には扱いが難しく、料金も安くはないのでおすすめしません。
私が使用しているオンライン画像作成ツールCanvaであれば、比較的簡単に画像作成が可能です。
Canvaの使用方法については、別の記事で解説します。
- 解説記事を見ても画像作成が難しい。
- 画像を作成する時間がない
そのような方のために、Noble’s Roomではアイキャッチやブログ内で使う画像作成も別途受注しています。
買い切り型プラン契約者 | 1枚500円~ |
---|---|
サブスク型プラン契約者 | 無料 |
お困りの方は、お気軽にご相談ください。
アイキャッチ画像のアップロード
画像の作成ができたら、アイキャッチ画像をアップロードしましょう。
画面右上部の四角いマークをクリックして、設定画面を表示します。


画面右側上部の『アイキャッチ画像を設定』ボタンを押したら、あとは前述した『本文内画像の挿入』と同じ手順で設定できます。


パーマリンクの設定
パーマリンクとは、記事のURLのことです。


SEOでは、わかりやすく、簡潔で、記事の内容を反映したパーマリンクが推奨されています。
記事タイトルを基に自動生成されますが、キーワードを含む短いパーマリンクに修正することが重要です。
設定方法


修正前がタイトルが入っているので、英単語や数字を使い、記事内容に関連する短くわかりやすい言葉に設定修正してください。


/swell-seo-tips
※日本語を使わず、英単語や数字で設定してください。
カテゴリ・タグの設定
記事に関連する「カテゴリ」と「タグ」を設定します。
カテゴリー設定
始めは『未分類』に設定されているので、記事にあったカテゴリーがない場合は新規カテゴリーから追加します。


追加ボタンを押して追加したら、✔をして完了します。


タグ設定


タイトルや記事の内容にあったキーワードを入力しましょう。


カテゴリとタグを設定することにより、ユーザーがサイト内で記事を見つけやすくなるほか、内部リンクの構造が強化されます。
カテゴリは広く、タグは具体的な内容に対応させると、より効果的に分類できます。
メタディスクリプションの設定
メタディスクリプションとは、検索結果に表示される記事の説明文です。


メタディスクリプションは、クリック率向上に重要な役割を果たします。
検索ユーザーがクリックしたくなるような内容を、簡潔(150〜160文字以内)にまとめ、主要なキーワードを含めましょう。
設定方法
SWELLテーマでは、SEO SIMPLE PACKというプラグインが推奨されており、Noble’sRoomではすべてのサイトにインストールしています。
投稿画面の下部に「SEO SIMPLE PACK設定」というセクションがあります。


ここで、「このページのタイトルタグ」と「このページのディスクリプション」を入力します。
- タイトルタグ
-
記事の内容を明確に表現し、クリックしたくなるようなものにします。
『4.カテゴリ・タグの設定』で説明したタグと同じ要領で設定してください。
- ディスクリプション
-
記事の要約を150〜160文字以内で記載し、キーワードを含めつつ、自然な表現を心がけます。
記事の要約を自分で作成するのはとても大変ですが、Chat GPTなどのAIを活用すれば、とても簡単に作成できるので、ぜひ活用してください。
記事のプレビューと公開設定
プレビュー
投稿する記事が実際にどういう風に表示されるのか、PC・タブレット・スマートフォンの各端末ごとにプレビュー確認します。
読みにくい改行などは、できればこの時点で修正しましょう。






SWELLはレスポンシブ対応テーマなので、PC、スマホ、タブレットで表示を確認しておくと安心です。
公開設定
公開:公開ボタンを押せばすぐに公開されます。
非公開:サイト管理者と編集者にだけ公開されます。
予約済み:選択した日付で自動的に公開します。
パスワード保護:パスワードを知っている人のみが閲覧可能。
この公開ボタンを押しただけでは公開はされません。


公開設定の画面が表示されるので、公開してもよければ、①の公開ボタンを押して公開してください。


STEP2の画像②公開範囲をクリックすると、公開の他に『非公開』と『パスワード保護』選べるので、任意の公開設定を選んでください。


- 公開:公開ボタンを押せばすぐに公開されます。
- 非公開:サイト管理者と編集者にだけ公開されます。
- パスワード保護:パスワードを知っている人のみが閲覧可能。
- 予約済み:選択した日付で自動的に公開します。
まとめ
- 記事タイトルは25~35文字程度にし、主要なキーワードを含める。
- 本文構成は、見出し(Hタグ)で適切に整理し、SEOを意識する。
- SWELLブロックをフル活用して、見やすく読みやすい記事に最適化。
- 画像をテンポよく挿入して読みやすくする。
- 画像の代替テキスト(alt属性)を忘れずに設定。
- パーマリンクはシンプルでキーワードを反映させたものにする。
- カテゴリとタグを適切に使い、SEO効果とサイトの整理を行う。
- SEO SIMPLE PACKの設定で、メタディスクリプションとタイトルタグを記載
上記のことを実践すれば、SEOを意識した効果的な記事投稿が可能になります。
このマニュアルを参考に、より多くの読者に届く、質の高い記事作成を進めてください!